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短所は長所の裏返し

― Strengths × 心理学 ―

私たちはよく、こんな言葉を耳にします。

「短所は長所の裏返し」

実はこの言葉、
心理学やStrengthsの考え方ととてもよく合っています。

なぜなら、人の特徴は

使い方によって長所にも短所にも見える

からです。


例えばこんな場面です

行動が早い人は

  • 決断力がある
  • 行動力がある

と言われることがあります。

しかし同時に

  • せっかち
  • 慎重さが足りない

と言われることもあります。

どちらが正しいのでしょうか。

実は

どちらも同じ特徴

なのです。


Strengthsの考え方

Clifton StrengthsFinder では

人にはそれぞれ

自然に発揮される才能のパターン

があると考えます。

そしてその才能は

使い方によって強みにも盲点にもなる

とされています。

つまり

強みの行き過ぎが盲点になる

ことがあるのです。

この考え方は

「短所は長所の裏返し」

という言葉にとてもよく表れています。


なぜ人は自分の短所に気づきにくいのか

ここで心理学の話になります。

人は、自分の問題に気づきにくい心理があります。


認知的不協和

人は自分の考えと矛盾する情報を知ると
心理的に不快になります。

そのため

自分に都合の悪い情報を避けようとする

傾向があります。


自己奉仕バイアス

人は出来事を次のように考えやすいと言われています。

成功
→ 自分の能力

失敗
→ 環境のせい

この心理があるため

自分の問題を客観的に見ることが難しくなる

のです。


ジョハリの窓

心理学には

ジョハリの窓

という考え方があります。

これは

自分では気づいていない特徴を
他者が見ている

という考え方です。

昔からこんなことわざがあります。

「灯台下暗し」

遠くはよく見えるのに
足元は見えない。

人も同じで

自分のことほど見えにくい

のです。


人の脳は問題を探す

もう一つ大切な心理があります。

それは

ネガティビティバイアス

です。

人の脳は

問題や欠点に注意を向けやすい

ようにできています。

これは人類が生き延びるために必要だった本能です。

そのため私たちは

強みよりも弱みに目を向けやすい

のです。


だからこそ強みに目を向ける

Strengthsでは

弱みを直すことよりも

強みを活かすこと

を大切にしています。

強みを使うと人は

  • 自信が生まれ
  • 行動しやすくなり
  • 成長しやすくなる

からです。


最後に

もう一度、この言葉を思い出してみてください。

短所は長所の裏返し

同じ特徴でも

  • 使い方
  • 場面
  • バランス

によって

長所にも短所にも見えるのです。

だからこそ大切なのは

自分の特徴を知り、
その強みを活かすこと

なのかもしれません。


Strengthsの研究を始めた心理学者Donald O. Clifton
は、次のような考え方を示しています。

「人は弱みを直しても平均になるだけだが、
強みを伸ばすと卓越する。」

弱みを直すことも大切です。

しかし、人生を大きく変えるのは

自分の強みを知り、それを伸ばすこと

なのかもしれません。

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